世界を魅了した2018年の名曲20選

音楽史

「2010年代」という1つの時代が歴史となった今、当時世界で流行った音楽(メインストリーム)を振り返ってみたいと思います。
今回は2018年に世界で流行した音楽を紹介していきます!

下記、前回の2017年の名曲をまとめた記事も是非読んでいただけたら嬉しいです!

God’s Plan – Drake

カナダのラッパー Drake(ドレイク)の楽曲。
SpotifyとApple Music共に1日のストリーミング回数の最多記録を更新し、話題となった大ヒット曲。
ドレイクを邪魔しようとする人達がいるが、神がそうさせない様にしてる(God’s Plan)といった内容の歌詞になっています。

この楽曲のMVの製作費はなんと1億円超え!!
それもそのはず、この曲のMVではドレイクが撮影地のマイアミで慈善のために、スーパーマーケットの支払いを肩代わりしたり、奨学金を必要としている学生への寄付をはじめ、学校を支援したりしています。
この寄付金を含め約100万ドル(約1億円)の予算が使われました。お金をばら撒いたりするようなMVはよく見かけますが、寄付という形でお金を使うドレイクは素晴らしいですね。
色々と賛否両論はありますが、ドレイク自身も『自分のキャリアの中でやった最も重要なことだ』と語っています。

アメリカ、イギリス、カナダを含む14ヵ国のチャートで1位を記録、その他9ヵ国でトップ10入りしました。
第61回グラミー賞では「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」にノミネートされ「最優秀ラップ楽曲賞」を受賞しました。

This Is America – Childish Gambino

Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)はアメリカの俳優、脚本家、監督であるDonald Glover(ドナルド・グローヴァー)がミュージシャンとして活動する際のステージネーム。

MVではアメリカで実際に起きた銃乱射事件や黒人への暴行事件を彷彿とさせるシーンが多数盛り込まれており、ネット上で大きな話題を集めました。

MVは公開されてから約1週間で1億回再生を超え、全米のBillboard Hot 100チャートで1位を記録し、第61回グラミー賞では「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」「最優秀ラップ/ソング・パフォーマンス賞」「最優秀ミュージック・ビデオ賞」を受賞するなど、大きな社会現象となりました。

ちなみに、このMVを撮影したのは実は日本人のヒロ・ムライさん。日本人クリエイターの映像作品ががこうして世界で評価されるのも大変素晴らしいことですね。

rockstar (ft.21 Savage) – Post Malone

アメリカ ニューヨークの次世代ラッパー、シンガーのPost Malone(ポスト・マローン)の楽曲。アメリカのラッパー、シンガーの21 Savage(21サヴェージ)をフィーチャーしています。セックスとドラッグにまみれたロックスターのようなライフスタイルがテーマになっている曲で、今の時代はラッパーがかつての”ロックスター”の役割を担っているという新しい価値観を提唱しています。

HipHop特有のミックステープ文化は、2010年代では主にネットで自由に音源を発表できる”SoundCloud”が担うようになりました。
「クラウドラッパー」とも呼ばれる新世代のラッパーがシーンに台頭し、ポスト・マローンはその先駆けにして、最大の成り上がりをみせたアーティストとなりました。

SpotifyではEd Sheeran(エド・シーラン)の「Shape of You」に次いで史上2曲目となる20億ストリーミングを突破した楽曲となりました。
全米のBillboard Hot 100チャートで1位をはじめ、世界15ヵ国以上で1位を記録し、第61回グラミー賞では「最優秀レコード賞」「最優秀ラップ/ソング・パフォーマンス賞」にノミネートされました。

Havana (ft.Young Thug) – Camila Cabello

元Fifth Harmony(フィフス・ハーモニー)のメンバー Camila Cabello(カミラ・カベロ)のソロデビューアルバム『Camila』からのリードシングル。
アメリカ アトランタ出身のラッパー Young Thug(ヤング・サグ)をフィーチャーしております。

キューバのハバナ生まれである彼女が、タイトルの通り彼女の生まれ故郷のハバナへの愛を歌った楽曲で、曲調もサルサ等のラテン系音楽の要素を大きく取り入れています。

かつてFifth Harmonyのメンバーとして既に成功していましたが、ポップスグループでは彼女の望むラテン路線というのは、なかなか実現されないものでした。Fifth Harmonyでは実現できなかった、ヒスパニックとしてのアイデンティティを追求するため2016年末にグループを脱退、そして本格的にソロ活動を開始。

この曲は全米Billboard Hot 100チャートと全英UK Singlesチャートで1位をはじめ、南米諸国などでもチャート上位にランクイン。
第61回グラミー賞では「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」にノミネートされるなど大きな話題となりました。

Taki Taki (ft.Selena Gomez, Ozuna, Cardi B) – DJ Snake

フランスのDJ、音楽プロデューサーのDJ Snake(DJ スネーク)の話題曲。

アメリカのシンガー Selena Gomez(セレーナ・ゴメス)、プエルトリコのシンガー Ozuna(オズナ)、カリブ系の血を引くアメリカのラッパー Cardi B(カーディ・B)といった全員ラテンにルーツを持つメンバーで構成されたメガコラボ曲。

歌詞に英語とスペイン語が入り混じり、レゲトン調のこの曲は16ヵ国で1位を獲得し、「ビルボード・ラテン・ミュージックアワード」や「ラテン・アメリカ・ミュージックアワード」などで多くの賞を受賞しました。

歌詞に“Booty explota como Nagasaki(尻が長崎のように爆発)”と長崎の原爆を彷彿とさせる内容が一部出てきます。
配信するユニバーサルミュージックの日本法人が不適切だと指摘した後に歌詞は「Nagasaki」から「Saki Saki」に変更されています。

タイトルの「Taki Taki」とは「狂ったように歌って踊る」という意味もあるようなのですが、今回の曲では正式な意味を持たない擬音のようなモノとして使われてるようです。

SAD! – XXXTENTACION

アメリカ フロリダのラッパー XXXTENTACION(エックスエックスエックス テンタシオン)の2ndアルバム『?』からのリードシングル。暴力沙汰が絶えず、刑務所を行ったり来たりしてた破天荒な男ですが、悲壮感漂うトラックに普段言い表せない心の葛藤がラップの中から伺えます。

残念なことに、XXXTENTACIONは2018年6月18日にバイク店を去ろうとしたところ強盗に銃撃され亡くなりました。なんと享年20歳…。
彼の死の翌日にはSpotifyで1,040万回再生され、Spotifyでの1日の最高再生回数の記録を更新するなど、若過ぎる天才の死を惜しむ声と伝説になったという声が入り交じり、皮肉にも「SAD!」は爆発的に売上を記録。
全米Billboard Hot 100で1位、全英UK Singlesチャートで5位など世界中でチャート上位にランクインしました。

そして、彼の死後に公開された「Sad!」のMVがXXXTENTACIONを伝説にしました。
MVは「自身の死」を連想させる内容で、自分の葬式を自分で見に行く場面から始まります。
何度も出てくる死神のような男との会話など「死」を予言させる内容のものが含まれており、彼は自分の死を予言してたのではないかと囁かれています。

Happier – Marshmello (ft.Bastille)

アメリカの覆面DJ、音楽プロデューサー Marshmello(マシュメロ)とイギリスのロックバンドBastille(バスティル)とのコラボ楽曲。
Bastilleとのコラボともあってか、ロックの要素を取り入れた、アップビートなポップソングです。

もう元に戻すことのできない2人の関係を歌っており、お互いが幸せになれる唯一の方法は別れる以外ないと悟る少し切ない歌詞になっています。

MVは恋愛系ではなく、女の子とその子が誕生日にもらった犬のストーリーなのですが、それがまた切ないですね。

この曲は全米Billboard Hot 100と全英UK Singlesチャートの両方で2位を記録しました。

Finesse (Remix) (feat. Cardi B) – Bruno Mars 

ハワイ出身のシンガー Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)の2016年に発売されたアルバム『24K Magic』に収録されている曲ですが、新たにニューヨークの若手女性ラッパー Cardi B(カーディ・B)のラップを追加したRemixバージョンとして2018年1月にリリースされました。

Bruno Marsは自身が影響を受けた80年代後期〜90年代に流行したNew Jack Swingのサウンドを再現したいと考え、ジャムセッションの後に作曲されました。

その再現度の高さと現代風にアップデートされたサウンドが高く評価され、全米Billboard Hot 100で3位、全英UK Singlesチャートで5位など世界中でヒットしており、ビルボードのストリーミングランクでは見事に1位を記録しています。

Lucid Dreams – Juice WRLD

当時若干19歳だったアメリカ シカゴ出身の新人のラッパー Juice WRLD(ジュース・ワールド)の楽曲。
当初、SoundCloudで無料配信されていましたが、最終的に250万回再生を記録し、2018年5月にGrade A ProductionsとInterscope Recordsと3億円以上の金額で契約し、正式にシングルとしてリリースされました。

Spotifyで10億回以上再生され、全米Billboard Hot 100では2位を記録するという快挙を達成。一躍トップアーティストの仲間入りを果たしました。

「Lucid Dreams」とは明晰夢(めいせきむ)のことで、明晰夢とは夢を見ている時に、これが夢だ自覚する夢のことを言います。

Juice WRLDはエモ・ラップと呼ばれるシーンを代表する次世代ラッパーの1人でしたが、翌年2019年12月に薬物の過剰摂取によりこの世を去ってしまいます…。

The Middle – Zedd, Maren Morris, Grey

ドイツのDJ、音楽プロデューサーのZedd(ゼッド)とアメリカのシンガー Maren Morris(マレン・モリス)、同じくアメリカの音楽ユニット Grey(グレイ)とのコラボ楽曲。恋人同士のお互いのすれ違いを書いた曲で、「お互いがお互いに歩み寄る中間地点」という意味で「Middle」というタイトルのようです。

The Chainsmokersの 「Closer」のようなスローテンポのEDMにストーリー性を持たせた歌詞、さらにカントリーの要素を融合させているこの曲は、どこか親しみやすく、感情的で、とてもキャッチーな曲になっています。

「歌の音域が広いので上手なシンガーでないと歌えない。エネルギッシュで繊細なヴォーカリストを求め、行き着いたのがカントリー・シンガーのMaren Morrisだった。」とZeddは語っています。
なんとこの曲のシンガーは14人もボツになっているそうです…!

そんなこだわりもあってか、世界各国のチャートでトップ10入りし、第61回グラミー賞にて「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」の3部門にノミネートされました。

FRIENDS – Marshmello & Anne-Marie

アメリカの覆面DJ、音楽プロデューサーのMarshmello(マシュメロ)とイギリスのシンガーソングライター Anne-Marie(アン・マリー)の初コラボ楽曲です。

アプローチしてくる男性に「あなたは友達でしかないの」となど、グサっとくる言葉が沢山並んでいる歌詞になっています。
バレンタインに先駆けてリリースされた楽曲で、海外ではバレンタインデーに男性から女性にアプローチするのが一般的なので、しつこくアプローチしてくる男性に向けてこの曲を聴かせればNOを伝えられる、という事のようです笑

ちなみにアン・マリーによると、実在する男性を元にして歌詞を書いたそうですが、その男性に聴かせるために作ったわけではなく単純に題材として扱っただけで、題材にした男性本人には知られたくないし、少し悪くも思っているようです。
この曲はUK Singlesチャートでは4位、その他世界12ヵ国で1位というヒットを記録。その男性も気づいちゃったのではないでしょうか…。

I Like It – Cardi B, Bad Bunny & J Balvin

ドミニカ人とトリニダード・トバゴ人の両親を持つアメリカのラッパー Cardi B(カーディ・B)、ラテントラップの牽引するプエルトリコのラッパー Bad Bunny(バッドバニー)、そしてラテンブームの中心人物であるコロンビアのシンガーソングライター J Balvin(J・バルヴィン)のコラボ楽曲。

レゲトンの2大スターによるフィーチャーし、トラップとサルサを融合させ、Boogaloo(ブーガルー)という1960年代後半に主にニューヨークで流行したラテン音楽ジャンルのヒットソング「I Like It Like That」をサンプリングしています。

MVは13億回以上再生され、Spotifyでは女性ラッパーメインの楽曲で初の10億回再生を記録。
全米Billboard Hot 100で1位、全英UK Singlesチャートでは8位と世界中でヒットを記録しました。
Cardi Bにとって全米1位はこれで「Bodak Yellow」に続き2度目。2曲で全米1位となるのは、女性ラッパーとして史上初の快挙でした。

第61回グラミー賞では「最優秀レコード賞」にノミネートされ、この曲も収録されたアルバム『Invasion of Privacy』は「最優秀アルバム賞」にノミネート、「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞しました。その他にも、Billboard Music Awardsなど数多くの音楽賞を受賞しています。

This Is Me – Keala Settle,The Greatest Showman Cast

日本でも大きな話題になったミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』の主題歌。映画に出演しているハワイ出身の女優 Keala Settle(キアラ・セトル)が歌唱しています。
キアラの演じる”レティ”は髭のある女性でそれをコンプレックスに生きてきました。そんな彼女がサーカス団に出会い、「これが私よ!」と堂々と生きれるようになる、そんなシーンを歌詞にした曲です。

この曲は2018年のゴールデングローブ賞で「主題歌賞」を受賞、アカデミー賞では「歌曲賞」にノミネートされました。
この曲も収録されたアルバム(サウンドトラック)は全英のUK Albumsチャートで6週連続で1位獲得をはじめ、アメリカ、オーストラリアなどその他世界各国チャートで上位にランクイン。2020年現在では、全世界で累計830万枚以上の売上を記録しています。

Shallow – Lady Gaga, Bradley Cooper

ガガ様ことLady Gaga(レディ・ガガ)とアメリカの俳優 Bradley Cooper(ブラッドリー・クーパー)による、2018年の映画『アリー/ スター誕生』の挿入歌。

映画のサウンドトラックからのリードシングルで、iTunesの世界チャートランキングにて154日連続1位を記録。サウンドトラックも世界中で1,000万枚以上売り上げる大ヒットとなりました。
全米Billboard Hot 100や全英UK Singlesチャートで1位を始め、世界20ヵ国以上のチャートで1位を記録しました。

ガガ様のボーカル、曲構成のドラマ性、曲作りを評価され、世界的に高い評価を受けたこの曲は、アカデミー賞やゴールデングローブ賞などで「主題歌賞」を始め、数々の受賞。

第61回グラミー賞では「最優秀レコード賞」「年間最優秀楽曲賞」「ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」「ビジュア・メディア楽曲賞」の4部門でノミネートさるなど、史上最も受賞された曲となりました。

One Kiss – Calvin Harris, Dua Lipa

イギリス スコットランド出身の世界一稼ぐDJ、音楽プロデューサー Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)とロンドンの新時代歌姫 Dua Lipa(デュア・リパ)によるコラボ楽曲。
90年代のハウスミュージックを彷彿とさせるこの曲は、妖艶な女性が男を虜にする内容です。

新時代を牽引するミレニアル世代のUKポップのアイコンDua Lipaをフィーチャーしており、全英UK Singlesで1位を始め、ヨーロッパを中心に世界20ヵ国で1位を記録するメガヒットとなりました。
特にイギリスでは8週間連続で1位を記録しており、ここ10年(2008年〜2018年)で最も長くチャートの1位に輝いた女性アーティストの曲として大きく話題を集めました。

そしてイギリスのブリット・アワードでは「最優秀シングル賞」を受賞しました。
個人的には、近年の90年代のサウンドのブームはこの曲から広がってきたように感じています。

SICKO MODE (ft.Drake) – Travis Scott

アメリカ テキサス出身のラッパー Travis Scott(トラヴィス・スコット)の3枚目のアルバム『Astroworld』からのリードシングル。
カナダのラッパー Drake(ドレイク)をフィーチャリングとして迎え、クレジットされていませんがゲストボーカルにSwae Lee(スワエ・リー)Big Hawk(ビッグ・ホーク)が参加しています。

Drakeの仲間(SICKO)である事と故郷テキサスのアーティストたちについてラップされている曲で、オルガンと曲中のビート・チェンジが印象的なこの曲は、全米Billboard Hot 100で1位を記録。その後もチャートのトップ10に30週間連続でランクインする大ヒット!これはHipHop史上初の連続ランクイン記録となりました。

第61回グラミー賞では「最優秀ラップ・パフォーマンス賞」「最優秀ラップソング賞」「最優秀ラップ・アルバム賞」にノミネートされました。

リリースから少し先の2020年の話ですが、ゲーム『Fortnite』とのコラボで、ゲーム内でライブイベント「Astronomical」ツアーを公開し、世界中で大きな話題を呼びました。

アバターでライブを楽しむという、ヴァーチャルライブの新しい形を提供し、世界中のユーザーや音楽ファンを驚愕させました。

Freaky Friday (ft.Chris Brown) – Lil Dicky

アメリカ ペンシルベニア出身のラッパー兼コメディアンのLil Dicky(リル・ディッキー)とスーパースターのChris Brown(クリス・ブラウン)という対照的な二人がタッグを組んだ1曲。

歌詞やMVは2003年の映画『Freaky Friday』という母娘が入れ替わる映画をパロディ化したものでオマージュしたもので、冴えないLil DickyとスーパースターのChris Brownの体が入れ替わったという内容になっています。
最終的に2人は喧嘩をしかけますが、自分自身を傷つけてしまうことに気づきます。
彼らが入れ替わったのは今の自分に退屈しているからで、彼らが本当は自分自身を愛している事に気づいた事で元に戻ることができます。
そして、曲の最後ではLil DickyがさらにEd SheeranやDJ Khaled、Kendall Jennerなど若者に人気のミュージシャン、セレブとも入れ替わります。

MVと歌詞にユーモアがあるこの曲は、全米Billboard Hot 100で8位、全英UK Singlesチャートで1位を記録。
ビジュアルにもラッパーとしても特徴がないと言われていたLil Dickyの知名度を上げた曲となりました。コメディアンをバックグラウンドとするLil Dickyならではの楽曲なのではないかなと個人的には思います。

Jackie Chan – Tiësto & Dzeko (ft.Preme,Post Malone)

カナダのラッパー Preme(プリーム)とアメリカ ニューヨークのラッパー兼シンガーのPost Malone(ポスト・マローン)の曲をオランダのレジェンドDJ、音楽プロデューサーのTiësto(ティエスト)とカナダのDJであるDzeko(ジェコ)がリミックスし大ヒットを記録した楽曲です。

タイトルの「Jackie Chan」はその名の通りジャッキー・チェンの事なのですが、実は歌詞とそんなに関係がなく、「キック」という単語から連想されて「ジャッキー・チェン」を出した遊び心満載の歌詞になっています。

ちなみに、元々の「Jackie Chan」がこちら

リミックスにより、かなりリズミカルでアゲアゲになっています。
HipHopとしてもEDMとしても楽しめる楽曲ですね。

Rise (ft.Jack & Jack) – Jonas Blue

イギリス ロンドンのDJ、音楽プロデューサー Jonas Blue(ジョナス・ブルー)による楽曲。アメリカ ロサンゼルスを拠点に活動するイケメン・ポップデュオ、Jack&Jack(ジャック&ジャック)をヴォーカリストに迎えています。

曲名の通り「上れる所まで上り詰めていく」という10代の上昇思考や感情を表した内容の歌詞で、夏に合わせたノリの良いキャッチーな曲となっています。

UK Singlesチャートで2位をはじめ、ヨーロッパを中心にで大ヒット。
日本でも人気のある楽曲でビルボードチャートJapan Hot 100に44位にランクインし、夏男=Jonas Blueのイメージが浸透していきました。

In My Blood – Shawn Mendes

カナダの若きシンガーソングライター Shawn Mendes(ショーン・メンデス)の3rdアルバム『Shawn Mendes』からのリードシングル。

リリース前に彼はTwitterで「この曲は今まで書いた中で一番僕の心に近い」とツイートしています。15歳の若さでデビューしたショーンは不安障害を抱えており、その計り知れない「不安や葛藤」を赤裸々に書いた曲です。
しかし、歌詞はネガティブではなく「時々、諦めたい気分になる でもそれは出来ない 僕にそんな血は流れてないから」とネガティブな自分を否定する形で締めている内容になっています。

そんなこの曲は、第61回グラミー賞の「最優秀楽曲賞」にノミネートされ、彼の母国カナダでは2019年のジュノー賞で「シングル・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

ちなみに、ショーンがポルトガル人の血を引いていることから、2018年FIFAワールドカップ・ロシア大会に出場するポルトガルを応援するために、ポルトガル語バージョンもリリースされています。

2018年を振り返って

2017年に引き続きの流れでHipHopが最新のトレンド音楽として地位を確立してきた年でした。
Childish Gambinoの「This Is America」がグラミー賞でHipHop史上初の「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」を受賞。その他にも、自身の内心と向き合いその内省的な感情を歌詞に載せるエモ・ラップと呼ばれる新しいスタイルのラッパーがインターネットを皮切りに人気を博しました。
HipHopがこの世に誕生してからおよそ半世紀。新しいポップスとしてHipHopが世の中に受け入れられてきた歴史の転換期だった年と言えるでしょう。

きっとこれからもHipHopシーンは大きくなっていくでしょうし、新しいポップスの形として僕らの音楽生活に根付いていくのだと思われます。今後のHipHopシーンからも目が離せません!

次回は2019年に世界を魅了したメインストリームの音楽達を紹介していきます!

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おしまい。

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