世界を魅了した2011年の名曲20選

音楽史

2020年も終わりに差し掛かり、2010年代という1つの時代が歴史となった今、当時世界で流行った音楽(メインストリーム)を振り返ってみたいと思います。

今回は2011年に世界で流行した音楽を紹介していきます。

下記前回の2010年に世界で流行した音楽をまとめた記事も是非読んでいただけたら嬉しいです!

Rolling in the Deep – Adele

イギリスの歌手Adele(アデル)の名を世界に轟かせた代表曲。
この曲も収録されたアルバム『21』は世界19か国で初登場1位を獲得し、世界21カ国で1位獲得!
第54回グラミー賞では「最優秀アルバム」「最優秀ポップボーカルアルバム」をなど数多くの賞を受賞。

「Rolling in the Deep」自体は「最優秀楽曲賞」「最優秀レコード賞」を受賞しました。

また、アメリカでは過去25年の間で最もクロスオーバー・ヒットした曲で、Linkin Park(リンキン・パーク)など数々のアーティストにカバーされ大きな話題となりました。

さらにはギネス世界記録2012」にて下記3つのギネス記録にも認定されました。

  1. イギリスのレコード売り上げチャートで、同じ週のベスト5以内に、シングルが2作品とアルバムが2作品がランクされた。
    ※1963年のビートルズの記録に並ぶもので、女性アーティストとしては初。
  2. アルバム『21』は1年間イギリスで300万枚を売り、最も売れたアルバムになった。
  3. アルバム『21』はイギリスのレコード売上チャートで18週間連続1位になった。

この曲はAdeleの元恋人に対しての”怒り“をぶつけた曲で、元恋人に「Adeleの人生は寂しくてつまらない。(Adeleは)恋愛をできない弱い人間だ。」と侮辱されたのがきっかけで生まれた曲だそうでです。

ちなみに、タイトルの「Rolling in the Deep」というのは「側にいる人」「いつも支えてくれる人」を意味するイギリスのスラング「roll deep」を少しイジったものです。

Raise Your Glass – P!nk

アメリカ ペンシルベニア出身のシンガーソングライター P!nk(ピンク)のデビュー10周年を記念したベストアルバムに収録された楽曲。

楽曲のタイトルの通り「グラスを掲げる」という意味の乾杯ソングで2010〜2011年世界中の年末年始のパーティーでかかりまくった楽曲となりました。

周りに取り残されていると感じている社会的少数者等に”ありのままの自分で良い”というエールを向けて歌っている応援ソングであると同時に、個人的にはP!nk自身を表す楽曲だとも思っています。

P!nk自身も2年間曲が書けず彷徨っていたことがあり、本人曰く『だからこそアンダードッグ(落ちこぼれ)についての曲を書きたかった』とのこと。

歌や歌詞からだけでなく、ビジュアルやMVからも流行よりも自分らしくあることを重視にしているように感じます。

On The Floor(ft. Pitbull) – Jennifer Lopez

ニューヨーク出身の歌手、女優であるJennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)とマイアミ出身のラッパー Pitbull(ピットブル)のコラボ楽曲。

Jennifer Lopezの7枚目のアルバム「Love?」のリードシングルで、オーストリア、フィンランド、ドイツ、スペイン、スイスなどのチャートでも1位を記録し、2011年のアメリカのビルボード年間シングルチャートでは11位にランクインしました。

ハウス、ラテン、テクノの要素を組み合わせた曲で、1989年にリリースされて流行したKaoma(カオマ)の「Lambada」という曲を大々的にサンプリングしていることが話題になり、それもヒットの要因だったと言えるでしょう。

Moves Like Jagger(ft.Christina Aguilera) – Maroon 5

Maroon 5(マルーン・ファイヴ)のヴォーカリストAdam Levine(アダム・レヴィーン)とChristina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)がタレントオーディション番組「The Voice」で共演したのをきっかけに作られたダンサブルな楽曲です。

6月にリリースされたこの曲は、全米シングルチャートで8位を記録、ラジオでのオンエアが後押しをして9月には1位を獲得しました。
オーストラリアのチャートでは10週連続首位を獲得し、イギリスでも7週連続2位を記録。
その年の年間2位のベストヒットとなりました。

実はこの曲、Maroon 5の3枚目のアルバム『Hands All Over』発売当初は収録されていませんでした。
アルバムは発売当初売り上げ不振だったのですが、オリジナルの発売から10ヶ月後にこの曲を追加収録したデラックス盤としてアルバムを再販した結果、セールスは一気に上昇し、最終的にはアメリカやイギリスを含むほとんどの主要マーケットにてプラチナ・ディスクを獲得するほどとなりました。
アルバムの売り上げを底上げするほどのパワーを持った楽曲だという事ですね!

ちなみにタイトルのJaggerとはローリング・ストーンズのミック・ジャガーの事を指しており、MVのダンスでもミック・ジャガーの動きをコピーしたり、彼の昔の映像が多用されています。

Christina Aguileraが参加したことについて、「クリスティーナが曲に女性側の視点を与えてくれた。女の子がジャガーのように踊れって歌ってるのを聴くのはクールだよ。曲を別のレベルに引き上げてくれた」とヴォーカルのアダムは話しています。

It Girl – Jason Derulo

口笛のメロディが特徴的なJason Derulo(ジェイソン・デルーロ)のラブソング。

彼の大ヒット曲である「Whatcha Say」を打ち負かそうとする勇敢な試みであると同時に、キャッチーでラジオで成功するために完璧に作られた大ヒットの可能性を秘めたポップソングだと音楽評論家から好評を博しました。

アメリカのBillboard Hot 100で17位、Dance Club Songs Chartで6位、USPop Songs Chartで10位、イギリスのR&B Singles and Albums Chartsの2位を記録しました。

ちなみに、タイトルの“It Girl”というのは、1927年の映画『IT』に出演し一躍有名になったクララ・ボウにちなんで、世間を賑わすセクシーで可愛らしい女性を意味します。

Party Rock Anthem – LMFAO ft. Lauren Bennett, GoonRock

Redfoo(レッドフー)とSky Blu(スカイブルー)の2人から成るアメリカ ロサンゼルスのダンスデュオLMFAO(エルエムエフエーオー)の世界的大ヒット曲。
はちゃめちゃに盛り上がる曲で”Anthem(アンセム)”の名に恥じない楽曲となっています。

2011年 世界で3番目に売れたデジタルシングルであり、累計970万枚の売り上げを記録しました。
アメリカの歴史の中で3番目に売れているデジタル曲で、この年の年間チャートではアデルの “Rolling In The Deep” に次ぐ2位という超大ヒットとなっています。

この楽曲の凄い所は売り上げだけでなく、以後世界中のクラブ、音楽業界に訪れるムーブメントであるEDMの下地を作った曲なのです!

サビに歌がなく、シンセサイザーの音でキャッチーなメロディが歌の代わりに鳴るという曲構成のパターンを一般化させた最初のヒット曲となっています。

MVのシャッフルダンス」という足を高速でクロスさせるダンスも話題になりました。
ちなみに、曲中で使われる”Everyday I’m shuffling” というフレーズの”shuffling” はこのシャッフルダンスの他に「ごまかしたり言い逃れしたりする」という意味もあるそうです。

また、MVはホラー映画「28日後…」のパロディーで、曲がリリースされてからこの曲を聴いた人は「シャッフルモンスター」になってしまい、街中の人達に感染した〜といった内容になっています。
MV内で曲を聴かないように耳栓代わりに渡されたBeatsのイヤホン「MONSTER CABLE」はこの曲のヒットの相乗効果で、一躍大ヒット商品になりました。

ちなみにLMFAOとは「大爆笑」を意味するネットスラング「Laughing My Fucking Ass Off」の略です。
しかも彼らはマイケル・ジャクソンやプリンスなども所属していたモータウン・レコード創始者の息子と孫で、『お金もあるし楽しくやろうぜ』というコンセプトの元、音楽活動をしていました。
曲やMVからも、まさにそんな感じしますよね。

What Makes You Beautiful – One Direction

イギリスのオーディション番組『The X Factor』から生まれたイギリスのボーイズ・グループであるOne Direction(ワン・ダイレクション)
通称、1D(ワンディー)と呼ばれ、メンバー全員超イケメンで世界中の女の子達を虜にさせました。

そんな彼らのデビューシングルであるこの曲はソニー・ミュージックエンタテインメント史上最も先行予約されたシングルとなり、全英チャート1位を始めとし世界中のチャートにランクインし世界的に大ヒット!

毎年イギリスで開催される歌の祭典Brit Awardsにもノミネートされ「Best British Single」を受賞。
この曲も収録されたデビューアルバム『Up All Night』を11月に発売し2011年イギリスで最も売れたアルバムとなりました。

アメリカではイギリス出身グループとしては初のアルバム・チャート初登場1 位という快挙を達成する等の”1D現象”を世界的に巻き起こし、後に「ビートルズの再来」とも称されるほどの世界的な成功を収めたグループへとなっていきます。

Glad You Came – The Wanted

イギリスのボーイズ・グループ The Wanted(ザ・ウォンテッド)のヒット曲。
オーディション番組から生まれたイギリスの5人組ボーイズ・グループということで同時期に活動していたOne Direction(ワンダイレクション)とよく比較され、彼らのライバルとされていました。
Taio Cruz(タイオ・クルーズ)などがプロデューサーとして関わったアルバム『The Wanted』でデビュー。

シングル「Glad You Came」はイギリスのチャートで1位を記録し、アメリカのBillboard Hot 100でも3位を記録するなど大ヒットとなりました。

ちなみに、The Wantedの方はレーベルがユニバーサル系でOne Directionはソニー系だったので、レコード会社の大人同士のバトルみたいな側面もあったのかもしれませんね。

Super Bass – Nicki Minaj

トリニダード・トバゴ生まれニューヨーク育ちのラッパー Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)
超ド派手な見た目をした彼女の初チャート首位にラインクインしたシングル。

元々2010年に発売したアルバム『Pink Friday』内の1曲だったのですが、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)やSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)がこの曲をかなり気に入っており、ラジオ等で取り上げたところ話題となり、後にシングルカットされました。

シングルのリリース後、Billboard Hot 100にて3位にチャートイン。これは女性ソロ・ラッパーとしては2002年以来の快挙だそうです。

この曲は2011年にアメリカ国内で最も多くのストリーミングを記録し、ビルボードの記者達の間では2011年のベスト・ソングとして選ばれています。

ポップな曲調にニッキーの特徴的なラップをのせて歌っているので、普段あまりラップに馴染みのない人でも聞きやすい曲だと思います。

Scary Monsters and Nice Sprites – Skrillex

ロサンゼルスのDJであるSkrillex(スクリレックス)のカリスマDJとしてのキャリアを築き上げた最初の一曲。

Dubstep(ダブステップ)Brostep(ブロステップ)と呼ばれるジャンルのダンスミュージックで、Skrillexは同ジャンルの世界的トップDJとなっていきます。

元々ハードコアバンドのヴォーカルだったが声帯を痛めバンドを脱退。
その後Skrillex名義でDJ活動を始め、2枚目のEPとなる『Scary Monsters and Nice Sprites』をリリースしたところ、Billboard Dance / Electronic Album Chartにて3位を記録しました。

シングルカットされたこの曲はBillbord Top Heatseekers(これまでに一度も大きなヒットを飛ばしたことのないアーティストを中心に集計される音楽チャート)にて34週間以上ランクインするという世界が大注目の新人でした。

翌年のグラミー賞では「最優秀新人賞」にノミネートされ、「最優秀ダンス/エレクトロニカ・アルバム賞」と「最優秀ダンス・レコーディング賞」を受賞するほど評価された楽曲です。

ちなみに曲中のYES! OH MY GOSH!」の叫び声はスピードスタッキングガールと呼ばれる一般人の少女の声をサンプルしています。

彼女の名前はRachael Nedrowというみたいですね。
グラミー賞取った曲に自分の叫び声が使われたレイチェルは一体どうゆう気持ちになったんでしょうか…。

そして、科学誌Acta Tropicaによると「Scary Monsters and Nice Sprites」を流せば蚊に刺されるのを防げるという研究結果があるらしい…。
こうゆうことを大真面目に研究してる人がいるなんて世界は広いですね。
研究の全容はこちらから。

Give Me Everything(ft. Ne-Yo, Afrojack, Nayer) – Pitbull

アメリカ マイアミ出身のラッパーPitbull(ピットブル)
両親はキューバ人でマイアミで最もキューバ人が多く住んでいると言われるリトルハバナ地区で育った移民二世。

英語とスペイン語のバイリンガル、レゲトンやキューバ音楽などをブレンドした雑多なサウンドとスペイン語も織り交ぜたバイリンガルなラップが持ち味で、汚いフレーズを多用する「ダーティ・ラップ」とマイアミ流儀のパーティー・スタイルで一躍その名を世界に知らしめました。

リードヴォーカルにアメリカのR&Bシンガー Ne-Yo(ニーヨ)、Pitbullと同じキューバ系アメリカ人の新人女性シンガー Nayer(ネイヤー)、作曲とプロデュースにEDMシーンきっての大人気DJであるAfrojack(アフロジャック)が参加しています。

この曲はアメリカのBillboard Hot 100で1位を始め世界中のチャートで首位に輝いた大ヒット曲で、Pitbullは2011年のビルボード年間シングルチャートに「Give Me Everything」「On The Floor」「Hey Baby (Drop It To The Floor)」「DJ Got Us Fallin’ In Love」の4曲をランクインさせており、これらが収録されたアルバム『Planet Pit』は全米アルバムチャートにて初登場7位を記録。
世界各国でもアルバムチャート上位にランクインするなど、2011年はPitbullが大活躍した年でもありました。

Born This Way – Lady Gaga

アメリカのシンガー Lady Gaga(レディー・ガガ)の言わずと知れた代表曲の1つ。
2枚目のアルバム『Born This Way』の表題曲であり、先行シングルとしてリリースされた曲です。
この曲は日本でも人気があったので知っている方も多いのではないでしょうか。

当時iTunesの歴史の中で最も売れた曲の記録を更新し、iTunes史上最速のわずか5日で100万DLを達成した曲で、アメリカのBillboard Hot 100をはじめ世界25か国以上のチャートで1位にランクインしました。

自分の否定せず、自分らしく生きればいい」とあらゆる多様性を認め、自分を肯定する歌で、Lady Gaga自身が歌詞通り”他人の目を気にせず自分らしく”を体現しているからこそ、この歌詞にはとても強い説得力を感じます。
「Born This Way」に力をもらったという人が世界中にたくさんいるでしょうね。
ガガ様のスーパースターたる所以を感じ取れます。

Yeah 3x – Chris Brown

アメリカ ヴァージニア州出身のChris Brown(クリス・ブラウン)による大ヒットパーティーアンセム。
日本でもクラブの定番ソングとしてリリースされてから4〜5年くらい流れ続けていました。

この曲はアルバムの『F.A.M.E.』からのリードシングルで2010年に先行でシングルリリースされているのですが、翌年の3月にアルバムがリリースされたところ1週目で27万枚を売り上げ、Chris Brownにとって初の全米1位になり、翌年のグラミー賞では「最優秀R&Bアルバム」を受賞し、この楽曲は世界11ヶ国のチャートでトップ10にランクインしました。

ちなみに、シンセサイザーのフレーズがCalvin Harris(カルヴィン・ハリス)の「I’m Not Alone」のフレーズに酷似しているとTwitter上で話題となり盗作騒動となりました。
カルヴィンは「DJ Frank E(Yeah 3xのプロデューサー)の事をリスペクトしているけれど、 彼は僕の曲を知っているはずだ」とツイート。
Chris Brown本人が2曲を聴き比べた上で類似を認め、Calvin Harrisの本名“Adam Richard Wiles”を「Yeah 3x」作曲者のクレジットに追加することになったというエピソードがあります。

We Found Love (ft.Calvin Harris) – Rihanna

バルバドス出身の歌姫Rihanna(リアーナ)の6枚目のアルバム『Talk That Talk』からのリードシングルで、フィーチャリングしているCalvin Harris(カルヴィン・ハリス)のアルバム『18 Months』にも収録されています。

10週間アメリカのBillboard Hot 100で1位を取り続け、23週間連続でトップ10内にランクインしました。

歌詞中の「イエロー・ダイヤモンド」は実在する薬物の名前で、「せっかく出会って好きになったのに場所とタイミングが悪すぎた。もっと違う風に知り合いたかった」と、主人公とその相手が薬物依存の”救いのない状況下”で出会い恋に落ちた恋愛関係について歌ったものだと言われています。

また、このMVは薬物やその中毒症状を連想させると同時に、Rihannaの元恋人Chris Brown(クリス・ブラウン)が彼女に対して行った”暴行事件”を強く想起させるものになっており、後にグラミー賞で「最優秀短編ミュージック・ビデオ賞」を受賞しました。

元恋人に暴力を振るわれただけでなく、警察官の心無い行動により、殴られ腫れ上がった痛々しい自分の顔を世間にばら撒かれ、常人では考えられないような辛い思いをしたでしょう。
それにも関わらず、自分みたいな苦しい目に合わないでほしいと言う気持ちからこの曲を作ったのではないでしょうか。自分の黒歴史を見本とし、聴いている人達に忠告しているように感じます。
薬物乱用、ダメ。絶対。

Where Them Girls At (ft.Nicki Minaj,Flo Rida) – David Guetta 

2020年で御年53歳になるフランス パリ出身のベテランDJ兼音楽プロデューサーのDavid Guetta(デヴィッド・ゲッタ)とトリニダード・トバゴ生まれニューヨーク育ちのラッパー Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)に、アメリカ フロリダ出身のラッパー Flo Rida(フロー・ライダー)を迎えた超パーティーチューン。

第54回グラミー賞で「最優秀ダンス/エレクトロニカアルバム」にノミネートされたアルバム『Nothing But the Beat』に収録された曲で、同アルバム内で最初にリリースされたリードシングルです。
この曲は18か国でトップ10にランクインされ、UK Dance Chartでは1位を記録しました。

ちなみに、映画『怪盗グルーのミニオン危機一髪』のシーンで挿入歌としても流れます。

Titanium(ft.Sia) – David Guetta

こちらもDavid Guetta(デヴィッド・ゲッタ)が作曲し、オーストラリア出身の歌手Sia(シーア)が作詞して歌っている楽曲。

David Guettaは2010年代EDMブームの火付け役となったDJの一人で、この曲もかなり洗練されたサウンドになっています。
ちなみに、作曲にはオランダのDJであるAfrojack(アフロジャック)も参加しています。

UK Dance Singles Chartでは1位を記録し、その他世界の主要各国のチャートでも上位10位にランクインしました。

「イジメ」がテーマとなっている曲で、当時かなり話題となりました。
タイトルは金属のチタニウム(チタン)を指しており、自分が肉体的にも精神的にもチタニウムだったら無敵なのに、という内容の歌詞。
歌詞でチタニウムという言葉は,苦難に負けない強い人間のメタファーとして使われておりますが、MVの中では文字通り超人的な強い能力を持った人間となっております。

Mr. Saxobeat – Alexandra Stan 

ルーマニア出身のシンガー Alexandra Stan(アレクサンドラ・スタン)の2ndシングル。
ルーマニアの世界的ヒット曲ってなかなか珍しいですね。
筆者はルーマニアのヒット曲をこの曲と「恋のマイアヒ」しか知りません。

2010年秋にリリースされルーマニアのチャートで1位を記録したのを皮切りに、ヨーロッパ各国のチャート上位にランクインし、その後アメリカを始め世界各国のヒットチャートを賑わす楽曲となりました。

スペインのLos Premios 40 Principales 2011にて「最優秀インターナショナル・ソング」にノミネート、翌年にドイツのEcho Music Prizeにて「エコー音楽賞」にもノミネートされ、母国ルーマニアのRomanian Music Awards(ルーマニア音楽賞)で「ベストソング賞」を受賞しました。

“Saxobeat”は文字通りSaxophoneから来ているのですが”Sex-o-beat”的なニュアンスも含んでおり、ダブルミーニングになっています。

Good Feeling – Flo Rida

その名の通りアメリカ フロリダ出身のラッパー Flo Rida(フロー・ライダー)の4枚目のアルバム『Wild Ones』からのリードシングル。
ソングライターにAviciiも参加しています。

この曲には1962年発売のEtta James(エタ・ジェイムズ)のシングル「Something’s Got a Hold on Me」のボーカルがサンプリングされているため、その作曲者もクレジットされています。

Grenade – Bruno Mars

ハワイ出身のシンガー Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)のデビューアルバム『Doo-Wops & Hooligans』に収録された曲です。
シングルとしては2011年で2番目に売れたデジタルシングルで1020万DLを記録。
第54回グラミー賞で「最優秀楽曲賞」「最優秀レコード賞」など数多くの賞にノミネートされ、米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)のポップミュージックアワードにて「最優秀パフォーマンス・ソング賞」を受賞しました。

「君のためなら手榴弾だって掴んでみせるよ、素手で刃物に立ち向かうよ、電車の前にだって飛び出すよ、君のためならなんでもするよ。でも君は同じようにはしてくれないだろうね。」みたいな結構マゾな歌詞になっていて、MVではBruno Mars本人がピアノを引きずって好きな女性に会いに行くといった内容になっています。

あくまで一説ですが、このMVはキリストの受難を表しているという説があります。
Bruno Marsがキリスト、浮気性な彼女が我々人間を表しており、引きずっているピアノはキリストがゴルゴタの丘まで運んだと言われている十字架だとか。
なるほど、深い…。

The Lazy Song – Bruno Mars

こちらもBruno Mars(ブルーノ・マーズ)のデビューアルバムの『Doo-Wops & Hooligans』に収録された曲で、アルバム発売後にシングルカットされた曲ですが、アメリカのBillboard Hot 100で4位、イギリスのSingles Chartで1位、オーストラリアやカナダやその他世界各国でも上位を獲得。
2011年に最も売れたデジタルシングルの1つであり650万DLの売り上げを記録するなど世界的に大ヒットしました。

比喩的な表現が一切無く、曲の最初から「何もやる気がない」と言う事をひたすら歌っています。
作曲にソマリア出身のカナダのラッパー兼レゲエ歌手のK’naan(ケイナーン)が参加しているので、レゲエの気怠い曲調と歌詞が良い感じにリンクしていますね。

MVは一切カットの無い「長回し」で撮られており12回このダンスを取り終えた後、これだ!と思いこのMVに採用されたのは10回目のモノだったようです。

2011年の音楽シーンを振り返ってみて

とにかく世界的ヒット曲が豊作の1年で、次世代ポップスのスタンダードの礎が徐々に築かれてきた年というイメージが強いです。

ソロアーティストが多い中でOne DirectionThe Wantedなどのグループものも人気を博していたり、楽曲をダウンロード販売で売っていた業界の時代背景なども感じ取れますね!

次回は2012年に世界を魅了したメインストリームの音楽達を紹介していきます!

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おしまい。

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